338. 「自由選択」と「苦労」 by レイキ伝授、浄霊、霊視、占いなら大阪の光明館へ

あるかたが
「この世に苦労はない・・」とお話された人がいました。

「なぜですか？」と僕が尋ねますと

「僕は、例えば戦争の時に赤紙が来て国のために爆弾と共に特攻をすることは
　選択肢が無いことだから、これは苦労だとおもう。
　今は最終的になんでも自分で決めることができる。
　だから今の日本にいる以上は苦労はないはず」と答えてくれました。

確かに
私の旦那で苦労してきた・・・
俺の嫁で苦労してきた・・・・
という話をききますが
嫌だったら別れればいいのではないでしょうか・・
シンプルに考えたほうがいいような気がします。

なんだかんだいって
自分で選択しているのですね・・
旦那と一緒に生活する道
　嫁と一緒に生活する道
を自分で選択しているのです。

僕も、
自分で選択している以上は
苦労ではないとおもいます。

例えるのであれば
好きで野球をしてきた。
練習がきつかった・・
これを苦労というのでしょうか？
野球が好きだから
練習をしているわけですし
誰にも強制をされていない以上は
苦労ではありません。

有り難いことに
現在の日本は自由選択ができる国です。
このことだけでも
非常に幸せな国です。
だから皆さまは幸せななのです。

この文明社会においても
いまだに独裁政治をしている国が存在します。
独裁者の悪口をいうだけで
見つかると死刑になったりする国がいまだに存在します。
この国では
言論の自由は無いのです。
この国では
自由が制限されておりますので
苦労があるといえるとおもいます。

では
「苦労」の本質はどういうものなのでしょうか？
苦労とはこだわりをとることを意味しております。
言葉を変えるのであれば
「我」を「とる」ことが苦労なのです。
この我をとるために
現象として
大金をなくす経験をしたり、
病気になったり
するのです。

僕は椎間板ヘルニアで入院したことがあります。
我儘な性格でした。
椎間板の痛みを日昼夜、襲われて
辛い日々を過ごしました。
そのたびに、沢山やつあたりをしてきました。
無事に手術を終えても
性格は変わらずに
リハビリの場所にいっても我儘し放題でした。
勿論、入院中、
夜中にこっそり病院を抜け出して
御酒を飲みにいったりしたことも多々ありました。
やりたいようにする。
好きないように生きる。
ということをしてきました。
他人の痛みも考えたこともありませんでした。
そして、自分が椎間板ヘルニアで苦しんでいたということで
一番不幸に感じました。

ところがリハビリしている時に
目の前にいたお婆さんが
リハビリを軽くしている最中で
涙を流しながら激痛に耐えている姿をみました。
この時に
自分より辛い人がいるんだ・・
なんとかこのお婆さんの痛みを消してあげることできないかな・・
そうだ・・
昔、空手の先生がしていた気功だったら
身体に触らずに治るかもしれない・・
とおもいました。
まさにこの時、
僕は自分の殻から抜け出て
おもいやりというものを学ぶ経験になりました。

このおもいやりを学ぶために
自分の我をとるために
椎間板ヘルニアを患ったわけです。
勿論、その時は、こんなことを考えることもありませんでしたが・・

大きなお金をなくすことで
我をとることで
お金のありがたみを感じることができるのです。

苦労が無い方
苦労が少ない方
苦労が多い方
といろいろいますが

我をとる数が
少ないか多いかということになります。

ではなぜ我をとらなければならないのでしょうか・・？
「成仏するためです」

成仏とは
こだわりが無い状態です。
自分を縛るものが無い状態です。

最期の時に
病気で苦しむだけ苦しんで
死にたいでしょうか・・？

ぴんぴんころり・・というように
大往生するのであれば
我をとっていただき
柔軟な心で生きていきましょう・・・・

僕もまだまだです・・・
毎日が反省です・・・

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