388. 死を覚悟して・・

388. 死を覚悟して・・


自殺を覚悟して
何度も死のうとしました。


妻がいなくなり

一か月が経ちます

残された人間というものは

どれだけ辛いものなのかがよくわかります・・・


霊の世界に携わる仕事をしていることから
より一層に
肉眼では見えない力に支配されそうになります。


恋人での喧嘩
夫婦での喧嘩において

どんな理由であれ
残された人を必ず苦しめてしまいます。

出ていく方は自由なのですが
残された人を家を離れることもできず
仕事も離れることもできません・・・


男性でも女性でも
絶対にしないでください。

残された人は死を覚悟します。
直接、手を下してはいないかもしれませんが
殺人になるからです。

死を覚悟するまで追いつめた・・ということですし

学校のいじめも同じ状態です。

まさか自殺するとはおもわなかった・・

ということがTVでも放映されております。


本日は
死を覚悟して

睡眠薬でも
中枢神経に効くものがあります。
それを飲みました。

中枢神経とは呼吸が止まるとか
そのような現象を起こすものです。

芥川龍之介睡眠薬自殺されたものと
似ている成分のものです。


意識が遠のき
暗闇に自分の身体が落ちていく実感がしました。


飲む前に
妻にメールをしたのですが
何も返事もなく
見捨てられていることを実感しました。

死とは孤独だな・・と感じました。


しばらくすると
寝ているのか分かりませんが

人の身体の数倍もある
大きな黒い影のような手がみえました。

こっちにおいで・・・おいで・・・・
としてくれているようです。

僕はどうにでもなれ・・
という気もちでしたので
手招きをしている方向に歩いて行きました。

意識としては
薬を飲んで自殺をしたという認識は
しっかりありました。

手招きをする方向に行くと
フラッシュのような
眩しく目につきささる光が
目に入ってきました。

すると
現実、布団に寝ている自分を
空中に浮いて自分自身をみております。

そして
寝ている姿の自分は右手で携帯電話もっており
メールを受信したときに
光るピカピカとしたものが目につきました。

誰からのメールだろう・・
何のメールだろう・・

と想った瞬間に

肉体に戻っている自分がいました。

そして
携帯をみると
ある恩師からのメールでした・・

そのメールは
心に響く温かい内容でした・・


青森県木村藤子さんという
霊能者さんも
自殺を覚悟して
海に車ごと飛び込もうとしたそうです。
しかし真夏なのに
吹雪でフロントガラスが見えなくなり
恐怖心でブレーキを踏み
自殺を思いとどまったようでした。

我に気づくと
吹雪も雪もなく
真夏の炎天下の日でした。


死を覚悟しても
死ねない現実があるのも辛いです・・・

なぜ
僕はこの道を歩むことになったのか・・?
もともと大嫌いな分野のことだったのに・・・・


ただ
ひとこと言えるのは
僕が仮に
今回自殺が成功したら
残された人に多くの罪を残すことだったとおもいました。

頭では理解してますが
辛いのは事実です。


今回
皆さまに御伝えできればいいなあ・・とおもうのは

夫婦問題、親子問題、恋人問題において
身捨てることはしないでください。
必ず和解と解決策があるとおもうからです。

頑張れとはいいません
何もいわずに抱きしめてあげてください・・



光明